ヘルニア
ヘルニアの症状
背中の骨は「頸椎(首)」「胸椎(胸)」「腰椎(腰)の3つに分かれて成り立ち、一つ一つの骨は「椎間板」によって支えられています。骨と骨との間をつなぐ椎間板の内部組織が外に飛び出すことにより、ヘルニアの症状があらわれます。
症状自体は組織が飛び出る場所によって異なりますが、ヘルニアのなかでも特に多い「腰部椎間板ヘルニア」は、
・慢性的な腰の痛み
・お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みとしびれ
・歩行困難になるほどの痛み
・排せつの難しさ
などの症状を引き起こします、椎間板のなかにある内部組織が外に出ることで、背骨を通る神経が圧迫されるためです。
こんなお悩みありませんか
- □ ※慢性的な腰痛に悩んでいる
- □ ※お尻、太もも、ふくらはぎにかけてしびれるような感覚がある
- □ ※脚に力が入らない
- □ ※咳をしただけなのに腰に激痛が走る
- □ ※排せつが難しくなり、便秘がちになった
主な原因
ヘルニアの原因には姿勢や加齢、遺伝的要素が考えられていますが、ここで主な原因として、「腰に負担をかけていないか?」を考える必要があります。
私たちは普段立つ・座るなどの動作を繰り返していますが、そのとき椎間板には体重の2.5倍もの力がかかると考えられています。これらの動作が続くことで椎間板がダメージを受け、ヘルニアの症状となってあらわれるのです。
そのため、腰部椎間板ヘルニアは座り仕事が多い方、腰への負担が大きい生活をしている方に起こりやすいと言われています。ただし日常生活を送るなかでは腰への負担はわかりづらく、症状がある程度進行してからはじめて気づく、というケースもよく見られます。
症状を根本的に改善するには、施術はもちろん大事ですが、腰に負担をかけている生活の見直しが不可欠です。
- 座り仕事が多い方
- 腰への負担をかけてる方
- 姿勢が悪い方
治療方法
整形外科などでレントゲンを撮っても分からない、微細な背骨のズレを調査し、正しい位置に戻すことで症状の改善を図ります。
他院の治療で症状が改善しなかった方、是非一度ご相談ください。